今回読むのは「MODERN MONEY THEORY」
このブログでも何度か名前を出しています。MMTについて知ったのは今年の3月くらいですが、ようやく第一人者の レイの本が翻訳されたということで読んでみたいと思います。
貨幣とは、税の本質、財政赤字は問題なのか等
昨今の日本でも「年金2000万問題」「消費増税」「財政破綻」などの事がメディアが取り上げ大騒ぎしていますがそれって本当にどうなのかの疑問を晴らす書でありまた多くの虚構を打ち破るものでもあります。
この本に関しては書評をブログで書きます。
6月来日したケルトン教授は言いました「MMTは金の流れを正しく見るレンズ」なのだと。
「生存戦略」において大まかな流れを見るためにMMTは重要なファクターなのです。
ポストケインジアンの集大成「MMT」について学んでいきたいと思います。
ちなみに読めばわかりますが、「国債をいくらでも発行できる」とか無税国家にできるとかMMTではそんな事述べておりません。社会主義とかイデオロギーが含んだものでもありません。
そもそも租税貨幣論を基軸にしているのに無税国家とかありえない話。無税国家になるとかいずれ通貨はビットコインに収束するとか言ってる馬鹿と発想が同じなのでしょう。日本のMMT批判論は全て間違ったMMTを基に述べています。