今年も残すとこあと一週間ちょっとです。時が経つのは早いものですね。
去年の僕は今の時期に何をしていたのでしょうか、いや、去年どころか一昨年や一昨々年は・・・?
過去を振り返っても愚かな自分しか見えませんね。思えば選択を全て間違えてきたという歴史があります。
一番の選択のミスは高校受験。何を血迷ったのか、自分は商業高校に進学をしてしまったということ。そして大学を一般受験してしまったこと。
商業高校が何をするとこかわからない人向けに説明しますと、
まず習う科目が違います。英語や国語は普通科とあまり変わりませんが、数学の代わりに簿記会計を習います。地歴公民も現代社会をやるくらいです。日本史、世界史なんてやりません。理科もやりません。やるとしたら基礎だけです。じゃあいつも何してんのと聞かれたら資格取得の勉強をしているのです。いわゆる全商検定という商業高校向けの検定があるのですが、電算やらプログラミングやら簿記会計の検定があり、それがだいたい3ヶ月おきにありそれで他の科目が圧迫されます。また部活動に力を入れるところが多いので放課後の部活動が長引き帰りは8時とか。一年生の時には自分も部活していましたがパワハラで辞めました。
じゃあ、この検定は取る意味があるのかとしたら取る意味はないですね。少なくとも卒業以降は使い道がありません。就職に少し有利になる程度です。
そう、商業高校は就職のための学校です。半分が就職し半分が進学します。がこの進学組も大半は専門学校。大学に行く人たちは指定校推薦です。一般受験なんてしません。
なぜ就職する気がない自分が進学してしまったのでしょうか。
理由は二つあったと思います。
一つは家の都合で大学進学できないと思っていたから、まあこれは事実なんですけどね。貧困なので進学できませんでした。上の兄弟二人は進学しましたね。しかしそのさいの借金があるので。なぜ僕に降りかかるのでしょうか?
二つ目は中学の奴らと距離を置きたかったからですね。別にいじめられてとかではなく、友達もそれなりはいた。今でも遊ぶのは中学の奴らですね。しかし、だからこそ依存から切り離したかったという面がある。まあこのことは俺の思想的な話なのでどうでもいい。
商業高校なんて今のシステムにはそぐわない。高度経済成長期の失業率1.5%の時のような企業はすぐに人材を欲し、また需要と供給の関係が良く、さらに労働者の交渉力が高いことが前提だ。その時にしかメリットはない。僕はこのことを中学の時に理解するべきだった。中学生にそんなことは無理だろう。
実際に高度経済成長期は高卒どころか中卒ですらも就職できていた。さらに安定していた。
しかしバブル崩壊後の不景気(就職氷河期)を境に大学進学率は増加した。これは就職安全神話が崩壊したからだろう。資格を得るために学士を必要としたからだ。しかし大学院まで行ったのに就職できず未だにフリーターや正規になれないものもいる。今もなおこの爪痕は残っている。
これは僕の持論だが、二度目の就職氷河期で大学安全神話も崩壊したのではないのだろうか。リスクマネジメントで大学進学しているのに、電通などのブラック企業の存在で安定性はあっても自分を見失うリスクは拭えない。
ただ単に大学行ったほうがいいよねという論拠もない空気感に押しつぶされ流されているだけではないのか。
いつ三度目が来るかわからない。二度目の時はリーマンショックという世界経済が引き起こされたものに巻き込まれたが、次なるミンスキーモーメントはいつ起こるかわからない。信用貨幣経済において不確実性は内在的に存在している、好況だからこそその爪は隠れる。米国か中国か。どっちかであることは確かだし日本はポジション的にその両方から強い影響を受けるだろう。
そんなこと気にする意味はないって?
楽観主義を否定するつもりはないが金融不安の影響は下の階級にしわ寄せされるのだが。そのことを念頭においておくべきだろう。
過去の悔恨はもういい。問題はこれからの選択をいかに間違えないか、間違えても修正できる範囲にとどめるか。
ちなみに商業高校で一番いい就職先は地方銀行の窓口だが、地銀は限界を迎えている。マイナス金利によるもので。銀行員はAIで無くなるとか、もう銀行はいらないとか某経済学者に言われたり、格付けBBBのCLO買ったりと散々だな。。。
というわけで、現段階での生存戦略を立てる。いやもう立て終わっているのでそのことを書き起こす。
まあ、まずは大卒かどうかなのだが、大卒という資格だけではどうにもならなくなるというのが今後の展開であり、じゃあ他の資格を得るという帰結なのだが、日本は資格取得の前提に大卒であるということなので結局大学を卒業せざるを得ない。そもそも高卒でいいなら商業高校の時点でするべきでありその道から外れたからにはその選択はあり得ないのである。プライドがあるので。
とは行っても家庭の都合で学費は払えず。ならば借金か自腹かの二択。
借金してまで行くようなところはほとんどない。また圏外なんて行けるわけもない。これまた金銭的なものである。ならば学費を最低限抑えて学びたいものを学ぶとしたら放送大学になるのである。(自分が学びたいのは経済学と心理学なのだが、経済学に関してはもう独学でいい。なぜなら、経済学にも派閥があり、マルクスだの古典派だの新古典派やNKやPKやケインズ主義など・・・ その中で、というか今は主流派なのがNKおよび新古典派なのだがこの権威は崩れ始めてる
2009年、IMFのチーフエコノミストであったサイモン・ジョンソンは世界金融危機によって経済学もまた危機に陥ったとして、主流派経済学とは異なる新たな経済理論が必要だと論じた。
2008年にノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマンは、過去30年のマクロ経済学の大部分は、「よくて華々しく役に立たなく、悪くて全く有害」と言い放って物議を醸した。
ローレンス・サマーズもまた、インタビューの中で主流派経済学の理論モデルに基づく論文は政策担当者にとっては本質的に無益であったという趣旨の発言をしている。
ニューヨーク大学教授のポールローマーも2016年1月に行われた記念講演において、主流派経済学の有様を容赦なく批判している。
この派閥が複数あるのも経済というものの見方次第というわけだが、今の主流派の見方は流石に時代遅れ。貨幣の流れを理解した内生的貨幣供給論に基づくPK派が今度は主流になるだろう。しかし、日本の大学ではPK派なんて調べた限り存在していない。大学院ならワンチャンあるかも知れんが。東大はゲーム理論、他はマルクスが多い。なので独学で学ぶことにした。)
そして今年の10月に入学。
放送大学へ進学のメリット
- 学費の安さ(卒業に必要なのは70万)
- 学割が効く
- 自分のペースで学べる
- 国民年金免除(大学生なので)
- 大卒扱いなので大卒の試験に受けれる(公務員とかの)
- 何年でもいられる
- 奨学金払わずに済む(在学中は払わなくて良いので上記のコンボ)
- 心理士、看護師、教育免許の資格を取れる
- 取得した単位を大学の編入時に認められる(留学でも)
- キャンパスに行かなくていい
- 入学試験がない
- 卒論もない
- 難しいわけでもない
- 働きながらでも可能
などなど・・・
学費の安さから親に依存しなくてすむ、大学行ってたら親に逆らえなくなり自由意志が奪われますので。
学割が効くのは言わずもがな。ちゃんと学生証が発行されますので。
自分のペースで学べるというのはオンライン授業ですのでネット動画、ラジオ、もちろん教科書も着くので読みながらも可能。しかもN高とかと違い倍速もスキップも可能。むしろできないN高やばすぎだろ。。。
国民年金も一般的な大学生と同じで免除。働きながらとかだと知らん。
卒業すれば学士が貰え当然大卒扱い、高卒にコンプレックスあるなら入学すれば?
公務員の大卒枠なども受けられる。まあ選択肢が広がりますわな。
海外で働きたいと思う人も就労ビザ発行の審査基準に大卒があることが多いのでそれでも有効。
何年でもいられる。一度入学すれば10年在籍、4年間休学可能。また退学しても入り直せる。これは卒業しても入り直せる。要は死ぬまで在籍できる。その都度(入学金の二万払わせれるが)これを組み合わせれば奨学金の踏み倒しもできる。在学期間は払わなくて済むというコンボ。その他諸々の資格取得も可能。最初、自分も心理士の資格を取りたいしそのつもりだったが少し考えが変わった。
『取得した単位を他大学編入時に認められる』これが最強。マジで最強。このためだけに入る価値がある。これは留学の時にも使えるしむしろ使え。
放送大学の単位は1単位5500円。60単位で330000円ほど。そしてアメリカの大学に編入すればその単位が認められるので費用を抑えられるということ。そうこの単位を取って編入こそが放送大学の最強スキルである。
例えばカナダのUBCに留学するなら、そのまま放送大学から編入するのもありだが、どれくらい単位が認められるか知らんけど。
放送大学と国際交流協定を結んでいるアサバスカ大学に編入。単位も確実に認められるだろう。カナダ国内の大学同士は編入しやすいのでそのままUBCへ。
やはりもう日本はオワコンなので海外脱出しかありえんまんげ
留学以外の方法としては、大学院行って経済学者になって俺が日本変えたる。
それか公認心理師とってお前らのクソザコメンタル変えてやるから安心しろ
これは単なる通過点でしかない。
だが、俺のビジョンはだいたい決まった。
あとは少しづつ修正していくだけである。