「ときど」というプロゲーマーを知っているだろうか?
ストリートファイターという格闘ゲームで世界一になったプロだ。
2013年頃から勝てなくったらしい。当時のときどの勝つ仕組みは
- 人に先んじてゲームの要点を捉えそれにあった「簡単で強い行動」を型道理繰り返す
- 常にそのゲームの「最新情報」を手に入れ、独占する
- リスクを排除することで「負けない戦い方」に徹する
勝てたポイントは「誰よりも早く正解を見つけた」ことにありました
しかし、インターネット環境とプレイヤー人口の増加によって「先行者利益」を寡占できなくなった、試験でいえばわかりやすい答えは既にみんなに知られわたっている状況。
本人曰く「勝ちにこだわりすぎていた」模様。
勝ちにこだわる。一人でやる。がむしゃらにやる。
これらはいわば「努力1.0」
これに対して「努力2.0」は変化に対応できる方法論
努力1.0では変化に激しい世界では対応できない。
6つの法則
努力2.0には六つの法則がある
- 「反復の法則」負けの中に答えがある
- 「環境の法則」ライバルは敵ではない
- 「メンタルの法則」心に負荷をかけない
- 「継続の法則」頑張りはいらない
- 「Whyの法則」嫌なことはやらない
- 「地力の法則」自分史上最強になる
反復の法則
計画にはこだわらない。変化のスピードについていけないため。
とにかくやってみる。
正解はないので常に「仮説」と「検証」を繰り返す。
インプット、アウトプット、フィードバックを繰り返す。
重要なのはこのサイクルを早くまわすこと
失敗は今自分が進んでいる方向が正しいか間違っているか教えてくれるので喜ぶべきこと。
「正解がない」「変化が速い」環境では負けや失敗は僕らの味方になってくれる。
負け筋のほうが分析しやすい。
負けは情報の宝庫。今の自分に必要なものを教えてくれる。
「今日の正解はきょうだけのもの」
本番は本番に慣れる練習
環境の法則
一人で努力するよりも皆で努力する環境にいたほうが強い
秘密主義は膨大なインプットが必要、オープン主義になり情報を共有したほうがいい。
スランプを回避できる。
相手の何気ない感想が新しい発見のきっかけになる。
居心地のいい環境だと成長しない。
少し背伸びした環境を選ぶ。
平均点を目指し80点手前で次のレベルの環境に行く。
教えることで自分が理解しているか検証する。
失敗した原因を二つに分ける
- そもそもの理解が不足している
- 理解したことを表現できてない
教えることで現状の理解が試される。
現状の理解が応用の土台になる。
「言語化」が重要
言語化は他人の分析にもつながる
相手の行動を言語化し、検証することでただの感想で終わらせたことが自分の糧になる。
メンタルの法則
心のエネルギーは無限ではない。有限のリソース
大切に使用するために無理はしない。
自分が無理してないかモニターする。
ときどは毎朝、自分の通信簿をつけているらしい。
睡眠時間、食事の回数、カフェイン量、脈拍など。
調子が悪い時それを見返せば原因がわかる。記録していたから。
基本とは考えなくても普通にできること
強くなりたい、勝ちたいのなら基本を120%にしてからいく。
前の話の平均点取ったら次に行くというのは環境の話であり、今回は個別の技の話。
継続の法則
あらゆる行動をルーティン化させる。
努力を継続するときに重要なことはいかに意志力を使わないか。
日常は決断の連続。
自分が動くのではなく、仕組みに動かされるようにする。
固定できるものは固定する。
ルーティンを設定するときに重要なポイント
- 一日の中に酒類の違う行動を入れておくこと
- ルーティンに縛られないこと
- 一番大事なポイントはきっちり抑える
自分を変えるな、環境を変えろ。
部屋にはベッドしか置かない
他はアウトソーシング。
一点集中主義で行く